ディサービス中でシャンプー!?ぶーの話は父母へ通じていなかった

2012年01月11日

ぶーの海町報告

こんばんは。
日曜日の海町訪問について報告します。

「報告の要旨」
家の状況を見て、以下の様な点が気になりました。

①両親が家屋内と自分自身の清潔保持が困難になってきている
②母は相変わらずガス台でお湯を沸かしつけっぱなしにしているなど火元の管理に問題がある
③同じ食品が大量にあったり、使かけのマヨネーズが冷蔵庫内に4つもあり、しかも賞味期限は1年以上前で腐乱した物が混じっているなど食品の管理が困難になっている
④風呂場に生ゴミ入りの袋を放置するなど、衛生上問題がある
⑤暖房器具が使えていないので、室内はほぼ外気温と同じであるなど、室内温度、湿度の管理が出来ていない。
⑥留守番電話と携帯電話ともにメッセージを聞いた形跡がなく機能していない

予想以上の母の症状が進行している印象を持ちました。ちょっとショックだったのが、父にも認知症の初期症状とおぼしき症状が見受けられたので、父も早急に介護認定を受けた方が良いと思います。

実際問題、今後父の症状進行に伴い、父親が介護サービス利用しようとしても介護認定を受けていないと利用できないので、早めに認定を受けておいた方が良い気がします。

両親の健康状態を守るためにも、今の状態を当事者任せにするのはやはり限界が来ていると思いました。少しづつヘルパーを入れてというお話でしたが、早急にヘルパーによる以下の家事支援の導入を提案します。

・家の掃除
・冷蔵庫内を含めた食品管理
・両親の清潔保持
・居室の温湿度管理


<個別報告>
「父の認知症状の報告」
買い物のほとんどを父がしている事を考えると、「使いかけの同じ食品、調味料が複数散在していて、賞味期限切れの物が冷蔵庫に目立つ。」という状況は母の問題というより父の問題という印象を持ちました。

また、りーさんから話しのあった”シャンプーボトルのラベル”の件でも荷物の存在そのものを忘れていました。

電話がうまく使えなくなってきていたり、暖房が使えないなど、父親自身に生活支援が必要になってきている印象でした。

「母について」
記憶障害に加えて随伴症状としての行動障害が顕在化してきているようです。
本来なら寒さがとても応えるはずなのに、暖房が使えないことでついお湯を沸かそうとする感じがしました。粘膜の乾燥の問題もあるので、適切な暖房器具と加湿器が必要だと思いました。

母は自分ではどうしようもできない状態なので、実際には父が重要ということになるのですが、父は全然気にかけていないようです。母は血圧の問題もあるので、居室内や脱衣所を兼ねている台所の寒さはかなりの危険要因だと思います。


「りーさんとの確認事項について」
> ・シャンプーのシール貼付
父はシールの存在を知らなかった(覚えていない)ようです。結局シャンプーボトルに油性ペンで直接大きく”シャンプー”と書いてきました。

> ・台所給湯器の利用確認
利用していないようです。父本人が話していました。

> ・フィリピンの知人がアルツハイマーにいいと送ってくれた「ココナッツオイル」入りココアの飲用確認
父は飲んでいると話していました。

良質の中鎖脂肪酸が豊富
オーガニック ピュアエキストラバージン ココナッツオイル


> ・ポットの利用確認
これもあまり使われた形跡がありませんでした。お湯は相変わらず母が真っ黒に焦げたヤカンでわかしていました。つけたことを忘れて他の事に気を取られているようだったので、途中で火を消してきました。

> ・母の日記確認
確認できませんでした。


「今回の訪問でやってきた事」
1.トイレの蛍光灯交換
2.シャンプーボトルに書き込み
3.寝室の蛍光灯取り付け
4.掃除機で全室掃除

あと、一つ良い知らせ?があります。実はぶー妻の妹が海町で訪問介護の仕事をすることになり、先月から市役所の近くで一人暮らしを始めています。そんなわけで、今回は両親との昼食時に妹さんも同席して顔合わせをしてきました。妹さんには、機会があれば積極的に両親の所に顔をだしてもらう事で了解しています。まったく知らない人を家に入れるよりは両親も安心のようでした。

取り急ぎ報告まで



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私の返事
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ぶーくん
(ccひーくん)

とんぼ帰りに係わらず、お疲れ様でした!ぶーくんのショックと焦りはよくわかります。。

でも、大方は既に私がメールでお知らせしたことです。私の文章力が至らないことと、読むことと体験するのでは差が大きいということかも。


ぶーくんが指摘する家事支援の内容は、私も大いに賛成です。

> ・家の掃除
> ・冷蔵庫内を含めた食品管理
> ・両親の清潔保持

ただ、ロックや訪問ヘルパーさんからも、確かに補助できたらよいレベルだが、本人の意思に反して必須というレベルではないという助言をもらっています。で、私達、主に私が行ったときに支援することでよし、と割り切った流れでした。

母は、
・まだ二人だけでも生活できる
・他人が家に入ることで逆に気を使う

父は、
・できるだけ母にさせたい
・母が機嫌が悪くなるようなことは避けたい

という二人の意向をくみ、やっと「買物同行ヘルパー」導入となっているわけです。ヘルパーさんは冷蔵庫のチェックもしてくれていますが、母の気持ちを斟酌すると、なかなか私のようにスーパー袋いくつも捨てられませんよね(笑)


> ・居室の温湿度管理
数々の失敗を経て、老人にポットはじめ新しいことは難しいと実感しています。母が認知症ゆえ、少し程度があがったくらいのことだという気がします。なので、私としては「少しでもしてくれたらラッキー」というイメージです。

ぶーくんの「適切な暖房器具と加湿器」とは具体的に何でしょうか?私はストーブなどは火の元も怖いし、料理する時間も減少の一途なので、このままでも仕方がないと思っていました(^ ^;)


> 「父の認知症状の報告」
> 「使いかけの同じ食品、調味料が複数散在していて、賞味期限切れの物が冷蔵庫に目立つ。」

以前にも報告したとおり、「母」が目あてのモノを見つけられないので、次々と新しいものを開封するのが原因と考えます。なるべく冷蔵庫のモノを少なくすることを助言しています。


> また、りーさんから話しのあった”シャンプーボトルのラベル”の件でも荷物の存在そのものを忘れていました。

これは私が電話で話し忘れたことによります。ごめんなさい。カレンダー数個に「ラベル」を同封したのですが、父母はラベルの入った封筒に気がつかなかった様子です。


> 電話がうまく使えなくなってきていたり、暖房が使えないなど、父親自身に生活支援が必要になってきている印象でした。

私は「父」はそれなりの衰えはあるものの、しっかりしていると感じています。なーも、山町のじじばばと比較してそう言います。ひーくんは、年末の父をどのように感じましたか?


> 実はぶー妻妹が海町で訪問介護
吉報ですね。何かの際に心強いです。海町はシニア市場なので仕事が多いのかな?


やっぱり、実際に目にすることのインパクトはおおきいよね。。忙しいとは思いますが、なるべく顔を出してもらえたら、父母も喜ぶし、支援の手がふえて助かります。


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ひーの返事
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どうもご苦労さまでした。

老人に新しいことは基本的に無理です。また、100年前までは冷蔵庫もエアコンもありませんでしたが、老人はそれなりに生きていました。電話や ポットが使えなくても、賞味期限切れのものが冷蔵庫にあっても、父母にとっては「いまさら、だから何?」という感じでしょう。

年末に会った父は、無理をしていたのかもしれませんが、普通の感じでした。

色々介護の策をためすことは賛成です。しかし根付かないものにこだわるのは賛成できません。同時に、根付かないものを薦めたことを悔やむ必要も ないと思います。

食生活については、もっとコンビニを利用するよう、誘導するのが策かと思っています。多少高くても、もういいじゃないかという感じで。そうし て、無理のない範囲で「調理」の割合を減らしていき、「食べたいものは、食べたいときにコンビニに買いに行く」、「冷蔵庫にはものをおかない」と いうスタイルにシフトさせられればと思います。

部屋の保温が問題なら、保温性のよい布団を送って、万年床部屋(?)を作るのも策かも。これにはヘルパーの方々の助言が必要でしょうけれども。

食品素材の保存が問題なら、できるだけ素材自体を使わないようにシフトする。部屋の温度調整が問題なら、できるだけ温度調整をしないでもよいよ うにシフトする。老人の変化嫌いとの兼ね合いで、「シフト」自体が困難ですが、どこかで妥協点が見いだせればなあと思っています。
 

読んでくださって、ありがとうございました
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at 05:16│Comments(0)TrackBack(0) 兄弟メール | 認知症によい品!?

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